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今日ご紹介するのはオランダの古都ユトレヒト郊外にあるネオ・ゴシック様式のお城で、
オランダ最大の規模を誇るものだが、17世紀以降長く廃墟となっていたが、19世紀になり再建された
デ・ハール城
現代に再現された中世期の豪壮なお城で
豊かな水をたたえた濠が周囲を取り囲い、跳ね橋や見張り櫓を備えた堂々たる城門を持つ
城内には森が広がっておりそれを抜けると威風堂々としたレンガ造りの城館が見れてくる
しかしこれは19世紀に再建されたものである
もともとのお城は十三世紀に建てられたものだが、度重なる戦争によって十七世紀には大多数が廃墟となっていた
その後に約2世紀放置されていたが1890年に当時の城主エチエンヌ・ファン・ザウレン男爵が妻の実家であるロスチャイルド家の後ろ盾を得て20年という歳月をかけて修復された
設計を行ったのはオランダを代表する建築家ピエール・カイバースで
デ・ハール城の原型を尊重しつつ最先端のデザインや技術を採用し大きな庭園には7000本もの大木を設置した