スイス南西部のレマン湖畔にモントルー近郊に所在するお城で湖に突き出た岩盤の上にきずかれた中世の作りで、
その湖に浮かぶ姿はロマンチックと評判である
アルプスの峰々に囲まれたシヨン城はスイスとフランスにまたがる三日月型の美しい湖レマン湖そばにあり
古くから保養地として知られてその起源は中世初期までさかのぼる歴史定期建築物である
シヨン城に人が住み着いたのは青銅器時代
9世紀にはイタリアからアルプスを越えてくる商人たちに通行税・物品税を課すための関所が設けられていた
その後は11世紀に初の城砦が建築されてシヨン大司教のお城となり
12世紀にはサヴァイア伯国が所有してからさらなる大規模拡張を行った
13,14世紀に最盛期を迎えた
城の名を有名にしたのは1816年にこの城を訪れたイギリスの詩人ジョージ・ゴードン・バイロンで
代表作である「シヨンの囚人」は、16世紀にサヴァイア公にとらえられこの城の地下牢に幽閉されたジュネーブ宗教改革者がフランボワーズ・ボニヴァルを歌ったものである
地下牢の柱には「BYRON」も落書きが今も残されている