ご安全に 平です。
今回はお城にまつわる怖い話をご紹介していきたいと思います。
八王子城
八王子城は豊臣秀吉の軍勢攻められた際、城内には僅かな家臣と女性しかいなかった。
一万五千の軍勢に対抗する術は無く、僅か一日で八王子城は落城してしまいます。
不幸にも戦に巻き込まれた多くの女性達は首を刎ねられ、ある目的から首だけが小田原方面へと運ばれたそうです。
その目的とは、
秀吉は北条家の籠城する小田原城攻略のため、城内の士気を下げたかった。
そこで八王子城で刎ねた首を北条方に見せつけることで気力を根こそぎ奪おうとした。
八王子城内の女性らは自らのどを付き、その身を御主殿(ごしゅでん)の滝に投げていった。
川の水は三日三晩赤く染まったそうな・・・
伏見城
関ヶ原の戦いの直前、徳川家康は会津上杉景勝討伐のため、留守居として鳥居元忠に伏見城を守らせていた。
家康が京を離れた隙を狙って石田三成の軍勢9万が伏見城を攻撃してきました。
鳥居元忠とその部下は進軍を遅らせようと奮戦したが遂に力尽き、落城の際に鳥居元忠と部下らは自刃。
鳥居元忠達の遺骸は関ヶ原の戦いが終わるまで約2ヶ月もの間伏見城に放置された結果。
その血痕や顔や鎧のあとが縁側の板に染み付き、いくら拭いても洗っても落ちなかった。
その後床板をそのままでは供養にならないとお寺が協力しあい天井板として今も存在するそうです。
姫路城
城主小寺則職(こでら のりもと)の補佐青山鉄山(あおやまてつざん)が城の乗っ取りを計画。
これに気づいた忠臣の衣笠元信(きぬがさもとのぶ)は、愛妾のお菊を青山家に女中として送り込み内情をスパイさせますが、青山一家のクーデターは成功してしまいます。
元信に情報を送っていましたが、ついに町坪弾四郎(ちょうのつぼだんしろう)に気づかれてしまい、それを理由に結婚を迫られます。
しかし、お菊はどうしても首を縦に振りません。
腹を立てた弾四郎は家宝の皿10枚のうち1枚を隠し、お菊の不始末として責め殺して井戸に投げ込みました。
それからというもの毎夜、「1枚、2枚…」と皿を数えるお菊の悲しげな声が井戸から聞こえるようになったといいます。
これは播州皿屋敷で有名なお話しですね。
以上 3城を今回ご紹介しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。